「中嶋冨貴堂 福梅」で味わう、伝統的な和菓子の美味しさとこだわり
2023/12/07
中嶋冨貴堂は、大正時代から続く老舗和菓子店です。
今回は、同店の代表的な和菓子のひとつ福梅(ふくうめ)についてご紹介します。この和菓子を食べると、伝統的な和菓子の美味しさと、職人さんたちのこだわりが感じられることでしょう。是非一度、中嶋冨貴堂の福梅を味わってみてはいかがでしょうか。
目次
伝統的な和菓子の世界
和菓子は、日本固有の伝統的なお菓子です。和菓子には大和撫子らしい、柔らかく丸みのあるフォルムと、季節を感じさせる彩りがあります。和菓子とは、具体的にはどのようなお菓子なのでしょうか。例えば、もなかやあんこなどの独特な食感や優しい味わいを持つものが和菓子の代表的なものです。また、季節によって中身を変える菓子や地域によって異なる菓子など、多種多様な種類の和菓子が存在します。和菓子の世界は、そんな多彩な和菓子の職人たちが丹精こめて作り上げた、美味しさと美しさを兼ね備えた世界です。特に、和菓子の世界には、和の美意識が強く反映されており、見た目や香り、味わいなど全てがバランスよく備わったものが求められます。和菓子を通して日本の四季や文化を感じられるのも、和菓子が持つ魅力のひとつです。和菓子の伝統を守りながら、新しい時代に合わせた和菓子も生み出し、和菓子の世界がますます充実し続けることを期待します。
福梅の歴史
福梅については、諸説ありますが、厳密な起源は不明と言われています。
加賀藩前田家の第10代前田重教の時代に新春のお茶席に献上されたものが正月の菓子として伝えられたのが始まりという説もあります。
福梅を象徴する梅花型のデザインは、加賀藩前田家の家紋・剣梅八を由来とする説が有力です。
その後、時代が変化するにしたがって、福梅は石川県内に広まっていき、土地に根付いた地域菓子となりました。
現在でも、福梅は金沢を代表とする正月の和菓子として知られています。
手仕事の技術
和菓子屋と言えば、職人が手で作り上げる伝統ある和菓子が有名です。手仕事には機械ではない、職人自身の技術やセンスが詰まっています。例えば、求肥を手で伸ばした際に生地に小さな穴が空いてしまうと、風味や食感にも影響を与えてしまいます。そのため、手の感覚や力加減を見極めながら作業を進める必要があります。また、生地の湿り具合や温度、職人の気持ちなど、多くの要素が影響し、素材の特性を最大限に活かした味わい深い和菓子が作り出されます。職人が長年培った技術を守りながら、現代の嗜好に合わせた新しい和菓子の開発にも取り組んでいます。和菓子屋が支持を集める理由のひとつが、手仕事による職人の技術だと言えるでしょう。
季節感を味わう
中嶋冨貴堂では、商品の中にそれぞれの季節感を味わえるように心がけています。お花見にぴったりの桜餅や、夏に食べたくなる冷たいわらび餅、秋の味覚を取り入れた栗ふくさ、そして冬には金沢の正月を告げる福梅。それぞれの季節に合わせた美味しい和菓子を提供することで、お客様に季節感を感じてもらえるようにしています。また、季節感が感じられる和菓子の包装に入れ、お店に足を運んでいただいたお客様にも季節感を味わっていただけるようにしています。和菓子の魅力はその美しさだけでなく、季節感を感じられるところにもあります。和菓子屋でお菓子を選ぶ際には、ぜひ季節感を味わってみてください。
中嶋冨貴堂の福梅の美味しさ
金沢の正月を告げる福梅。
梅の花を形をした最中で、金沢の新春には欠かせない代表的な和菓子です。
中嶋冨貴堂の福梅は、餅入りも販売していることが特徴です。
お餅が大好きな方にも大変おすすめです。
サクリとした最中の食感と、しっとりとした小豆あん、ほどよい歯ごたえの餅の歯ざわりを同時に楽しむことができます。
歴史ある銘菓をお求めやすい価格でご賞味できます。
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中嶋冨貴堂
石川県金沢市寺中町イ92
電話番号 :
076-267-1844
FAX番号 :
076-267-4911
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